頭の良い人とそうでない人の
違いについて
よく考えることがあります。
 
勉強が出来るとか
学歴があるとか
そういったことではなく
 
物事をどのように捉えているか
 
また、
 
それを踏まえて、どのような
行動をとっているか
 
このあたりにあるような気がします。
 
 
一言でいうと
 
「本質思考の生き方」と
「惰性志向の生き方」との違いに
あるのではないでしょうか。
 
 
頭が良いと思う人は
「本質思考の生き方」を
しています。
 
それは次のような共通点が
あるように思えます。
 
 
まず、
 
何事にも関心を持っている
自分のやることに枠を設けない
 
一方、とっても残念なのが
 
興味関心の幅が狭く、
自分の役割はここまでと
勝手に枠を設けている人
 
このような人は結構います。
 
 
例えば、部下に新しい仕事を
頼もうとしたら
 
「それって私がやるんですか?」
「やったことがないからできません」
 
このような反応をされたことって
あると思います。
 
これこそ「惰性志向」ですね。
 
 
 
次に、頭の良い人は、
 
常識と言われるものに
盲目的に従いません。
常識やルールを疑ってかかります。
 
特に「誰かが言っていた・・・」
 
などいうことに
絶対に振り回されたりしません。
 
 
先日、ノーベル賞を受賞した
京都大学の本庶教授も
同じようなことを言っていましたね。
 
さらに、
 
頭の良い人は仮説を立てます。
 
そして、経験や体験から、
多くのことを学んでいます。
 
上手くいったことがあると
何で上手くいったのか
 
失敗してしまったら
何がよくなかったのか
 
これらを次にどう活かすか
 
仮説を立てて、それを検証する
そして修正する
 
このような行動を
無意識に繰り返しているのです。
 
これは「本質思考」の典型
 
 
組織の中で立場上の人が
頭の良い人であればよいのですが、
そうでないケースが少なくありません。
 
そんな組織は次のような
ことが起きています。
 
部下に辞められたら困ると
正しいことが言えず甘やかす
その結果、部下が上司を軽く観る
 
また、
 
変化や新しい取組みには
とかく及び腰で、初動は遅いが
やらない言い訳、出来ない言い訳は早い
 
御社はいかがでしょうか?
 
 
人は変化を嫌うものです。
できれば居心地のよいところにいたい
そう願うものです。
 
ということは
「惰性志向の生き方」は
人の本性に根付いたものと
言えるかもしれません。
 
 
しかし、
変わらずにいることは不可能
だって、黙っていても歳だけは
取りますからね。
 
 
だからこそ、
頭の良い人の特徴である
「本質思考の生き方」を
普段から意識しておくことは
とても意味がある思います。
 
それが習慣化されれば
違った世界を観ることも
できるようになるに違いありません。
 
 
これまでの「惰性志向の生き方」を
反省し「本質思考の生き方」を
意識してみてくださいね。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。