最近ハマっていることがあるんです。

それは…

最近、テレビでも
人気の心理カウンセラーの心屋仁之助さんです。

昨日も台風ということもあり
外にでる用事もなかったので
家で心屋さんの本を読んでいました。

心屋さんの言葉で最も印象に残っているのが

「損をしてもいい」

という言葉です。

どうしても私達は
自分に得するとか損するといった感覚を
持ちますが、

迷ったときは、「損する」方を取れと
心屋さんは言います。

「損する」ことは実は得なんだと。

損をしないようにするとは
無難に生きる。または
言われたとおりにする。
間違いを避ける。

根本は、自分のもつ価値観の中で
安心を得たいことのようです。

さらに、心屋さんは
経営者についても触れています。

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経営者は
自分の好きなことや
得意なことを手放しなさい
==========================

と言っています。

営業が得意な経営者は
営業現場から離れる。

製造が大好きな経営者は
製造現場から離れる。

離れるためには
自分の代わりをやってもらう人に
信じて任せなければなりません。

そのためには、その人を
育てていかなければなりません。

さらに、経営者は
現場を離れることで時間ができます。

その時間で、将来の会社のあり方を
考える。

新たな人脈をつくる。など

本来の経営という仕事をすることが
可能になるというのです。

なるほど!

私も、経営者に対してコーチングの時には

初年度は、まず空いた穴を埋めることを
優先してもらいます。

売上げアップや粗利確保の施策に
重点を置いてもらいます。

ある一定の成果がでた2年目からは、
できるだけ現場は社員に任せ、
現場を離れるようにしてもらいます。

任せた時間に、経営者は
2年から5年先の会社の目指す状態
具体的には、売上計画、ビジョン、
業界におけるポジションなどを
明文化してもらうのです。

そうすると、
経営者の頭の中は完全に
「現場思考」から「経営思考」に
入れ替わり

この状態になって
初めて経営は安定してくるのです。

多くの経営者は
この思考の転換ができずに
一人で苦しんでいるケースが多いですね。

心屋さんは、
長く努めていた佐川急便を辞めて、
心理カウンセラーを始めてから
しばらく苦労をされたそうで
言葉に説得力があります。

台風の中で、
心屋さんの本から、
経営の本質とも言えることを学びました。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

また、お届けします。