【今日のお題】
「あなたのビジョンって何?」
 
 
あなたの将来のビジョンは何ですか?
 
このように訊かれて
即答できる社長は
決して多くはないと思います。
 
絶対にビジョンを持たなければ
いけないかというと
そうではありません。
 
 
本来の社長業とは次の3つです。
 
1.会社の進む方向を示す
2.経営資源を適正配分する
3.動機付けする
 
 
1の会社の進む方向を示す
 
これが正にビジョンです。
 
 
しかし、
間違えてはいけないのが
その順番なのです!
 
 
実際は・・・
 
現状の足元が固まっていなければ
将来のビジョンは
描けれるものではありません。
 
足元が・・・
 
赤字が続いている
社員の退職が多い
クレームが絶えない
 
こんな状況であれば
この問題を解決することが最優先!
 
 
赤字が続いているのであれば
まずは、黒字化へ全力で
取り組まなければなりません!
 
地盤整備ができていないところには
建物は建てられませんからね。
 
まずは、
足元に穴があるのなら
それを埋めることに
全力を投じることです。
 
将来のビジョンに
「現実逃避」してはいけません!
 
 
そして、
足元が固まったら
将来のビジョンを思うがまま
描いて欲しいのです。
 
 
自由に考えるとワクワクするような
内容であったり
最高に幸せを感じる内容でよいのです。
 
 
例えば
描くフレームとして
3年後または5年後を
良いイメージして
具体的にしてみましょう。
 
 
1.会社の事業内容
2.売上規模
3.拠点数
4.社員数
5.社員一人ひとりの様子
6.社長の私生活(年収、趣味)
7.社長の家族の様子
 
 
イメージできますか?
 
 
7つの項目でポイントがあります。
 
 
1から4番までは
基本的な内容なのですが、
 
5番以降は、意外と考えません。
 
当たり前のことですが、
社員も先5年務めたら5歳年をとります。
 
5年経過すると
年だけでなく能力もスキルもアップして
立場も変わるでしょう。
 
 
今いる社員が
将来どうなったらよいか
具体的にすることで
今からの育成に対する考え方も
変わるはずですね。
 
 
そして、6,7番は
社長自身の生活について。
 
実は、社長の多くは
自分の給料を後回しにしがちです。
 
社長こそ幸せになってもらいたい!
 
だからこそ、
社長の幸せもビジョンに
入れてもらいます。
 
7つの項目が具体化されたら
 
次は、
中期経営計画書に
年度ごとのプランを
落としてもらうとよいです。
 
 
よかったら試してください。
経営に対する考え方が変わりますよ。
 
 
 
 
最後までお読み下さり、ありがとうございます。