プロ野球の星野監督が
年始に逝かれました
 
現役時代、中日のエースの時から
観てきたので、残念でなりません。
 
 
星野監督と言えば、
 
「打倒巨人」「闘将」
 
 
最初の中日の監督の時は
 
デットボールでの乱闘
判定を巡っての激しい抗議
怒りにまかせてダッグアウトの
椅子や扇風機を壊したりと
 
本当にヤバかったです。
 
 
それでも星野監督を慕う人が多いのは、
 
情に厚く、選手だけでなくスタッフ、
その家族までも大事にしていたからで
ないでしょうか。
 
「裏方も含めてファミリーだ」と
語っていたそうです。
 
 
星野監督のエピソードを聞いて
気づいたことがあります。
 
 
それは・・・
 
 
お金の遣い方に、その人の人間性が現れる。
 
 
お金の稼ぐこともとても大事なのですが、
お金の遣い方や遣いどころを観れば
その人の「徳」がわかります。
 
 
先の星野監督は、
選手の奥様の誕生日にお花を贈ったり、
球団職員の子どもが病気で入院していたら
「見舞金」を渡したりと
 
人に対する「思い」に
お金を遣っていました。
 
 
私がお会いしてきた経営者で
星野監督と同様に素晴らしい方も
大勢いましたが、
 
その逆に「?」と思う方もいました。
 
 
例えば・・・
 
 
会社は連続赤字
 
にも関わらず
 
自分は1,500万円以上の新車のベンツを購入
それだけでなく
19歳の長男にもベンツを買い与える
 
 
別な社長は
 
人手不足で社員が休みなく出勤している
一方で、家族揃ってハワイ旅行
 
 
ベンツもハワイ旅行も
それが会社にとってプラスとなるもの
であれば誰も文句を言わないでしょう。
 
しかし、
 
それが社長の見栄だったら?
 
 
 
また、別な社長は
 
とにかく「節約」が口癖で
何に対してもケチります。
 
とうとう、会社の顔とも言える
名刺をカレンダーの裏紙で作りました。
 
 
案の定、売上も社員のやる気も
下がり続けています。
 
 
一体、名刺作るのにいくらかかるの?
 
他にやるべき事はたくさんあるでしょ!
 
 
と思ってしまいます。
 
 
 
このように
お金の遣い方、遣いどころに
その人の「徳」が現れると思いませんか。
 
 
私も、人を喜ばす、人を幸せにする
 
そんなことにお金を遣える人間で
ありたいと思います。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。