【今日のお題】
「なぜ、ニュートラルじゃないとダメ?」
 
 
【前回の復習】————————-
 
質の高い組織をつくるためのチェックリスト
 
1.組織のビジョンづくりにメンバーを参加させているか
2.メンバーの目標、戦略の策定についての話し合いの場があるか
3.価値ある目標、仕事を付与しているか
4.メンバーには仕事の目標、目的を納得させているか
5.役割、責任、ルールは明確化され権限委譲されているか
6.メンバーの仕事の進捗が可視化されスケジュールは確認できるか
7.過去の仕事のノウハウはデータベース化され伝承する仕組みがあるか
8.リーダーは率先して自己開示(弱点も)しているか
9.メンバー相互の価値観や行動タイプを相互理解しているか
10 組織の価値観づくりとその具体的行動に取り組んでいるか
11   社内に改善提案制度があるか
12 リーダーが模範を示しているか
13 定期的にリーダーとメンバーの面談があるか
14 職場単位で開くイベントがあるか
15 表彰システムがあるか
16 縁の下の社員の引き上げがあるか
17 メンバーに会議の司会、書記など役割を任せているか
18 他の部署の成功事例などを通じてメンバーの成長のきっかけを作っているか
19 メンター制度など普段から相談できる仕組みがあるか
20 各位の目標進捗チェックは朝礼や日報などで着実にされているか
21 リーダーとメンバーは目標、戦略の見直しを行っているか
22 目標達成で困っている時、リーダーや同僚の支援があるか
23 リーダーは日頃、徳(人間的魅力を高める行動)を積んでいるか
 
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本日から数回に渡り
部下とのコミュニケーションについて
掘り下げてまいります。
 
 
「怒る」のではなく「叱る」
 
こんなフレーズ聞いたことありますよね。
 
コミュニケーションの本に
よく書いてあります。
 
 
その通りだと思うのですが・・・
 
 
上手にできますか?
 
 
「怒る」も「叱る」も感情的な状態なので、
 
自分を冷静にコントロールすることって
決して簡単ではありません。
 
 
 
そもそも人間は「感情の生き物」
 
無自覚のうちに
感情に左右されています。
 
 
同じ体験をしても
 
自分の感情のあり方で
受け取り方は変わるものです。
 
 
それは、社員や部下に対しても同じこと
 
私の知っている社長でも
すぐに感情的になり
かなり損をしている人がいます。
 
 
それくらい、社長の感情は
社内で影響力があります。
 
 
社員や部下の話を訊くとき
その場で判断をしなければならないとき
自分の気分が落ちいているとき
 
 
こんなときは
自分を一旦「ニュートラル」に
したほうがよいです。
 
 
「ニュートラル」とは?
 
 
車のギアの「N」レンジ
 
つまり、ギアの入っていない状態
感情のバイアスの掛かっていない状態です
 
 
おわかりいただけますか?
 
 
自分を「ニュートラル」にする方法は幾つもあります。
 
 
トイレにいく
顔を洗う
コーヒーを飲む
タバコを吸う・・・
 
実は何でもいいんです。
 
自分なりの
「ニュートラル」になる方法を見つけてください。
 
 
社長が思っている以上に
社員は社長の顔色を伺っています。
 
 
社長が「ニュートラル」であることで
情報や意見は今まで以上に集まるようになります。
 
 
それくらい「ニュートラル」な状態は
効力があるのです。
 
 
関係づくりやコミュニケーションの
ステップ0は
 
「ニュートラル」であること
と言っても過言でありません。
 
 
 
試してみてくださいね。