12月になると、昼の業務と同じくらいに
夜の約束が増えてきますね。。

私も、先週から連日のように
夜の会合が続いています。

飲む席が続くと大変なのですが
それ以上に、そのような場に
お誘いいただけることって
とてもありがいですよね。。。

ところで、
私のクライアントは
住宅関連が多いのですが、

来春の増税の影響もあり、
夏以降、受注が増加し
とても多忙になっています。

現場は、工事をする大工さんが
いないという状況が続いています。

それを管理する監督社員も
不眠不休状態です。

仕事があることは
ありがたいことではありますが、
その限度を超えそうな状態です。

社員の皆様も様子をみても
限界のギリギリのところで
頑張っているのがわかります。

とはいっても、

程々にしておくか。。。とは
ならないのが経営ですね。

この状況で、少しずつわかってきたことがあるのです。

それはなにかというと。。。

同じように長時間
働かなければならない状況にあっても
文句を言わずに、やり遂げる人と

もう無理だ
このままだと死んじゃう
もう限界だ
と文句や愚痴を言う人がいるのです。

この文句や愚痴を言いたくなる気持ちは
わからなくはないのですが、

この文句や愚痴を言う人には
ある共通点があるのです。

それは、基本的な姿勢はネガティブ

自分を成長させようという欲よりも
楽をしたい とか 休みたい
という欲が強いということです。

============================
力をつける とか 成長するには、
それに投入する時間が必要
===========================

だと思うのです。

つまり、時間をかけてやるから
身につくはずなのです。

だって、9時から5時までの
定時内だけの仕事をしていて

他の競争相手より上にいくには
よっぽどの才能か
他に勝るものがないとなりません。

そのようなものがないとすれば
自分の力をつけていくしかないのです。

そのためには、
ある程度の時間を投入しなけれならない
と思うのです。

だから、
先に紹介した多忙なクライアントにしても

今の状況は大変だけど、

「自分たちが成長できるチャンスなんだ」
「これを乗り越えられたら自信が持てる」

と思ってもらうようにしています。

実は、
こんなことを考えていたタイミングで
ランチェスター経営の竹田陽一氏の
講演を聞く機会があったのです。

そうしたら竹田氏は、
次のような数式を紹介してくれました。

========================
実行力=(投入時間)2 ×質
========================

その割合は
投入時間67%、質33%

実行力をつけるには
投入時間が必要だとというのです。

やっぱり! そうか!

では、
その投入時間はどれ位必要かというと

一般的な労働時間(年間)は
1850時間ですが

他者との競争に勝つなら
3200時間(年間)は必要

それを3年続けること

ちなみに3200時間とは
一日11時間を週6日、これを50週
こんなイメージです。

竹田氏の講演を聞いて
安心しました。

同じことを言ってくれている!

これで、自信が持てました!

わかったことは、経営者は
多忙な状況での社員の弱音や愚痴に
同情するのではなく、

今こそ、飛躍のチャンスと決めて
突き進めていいということです。

参考になれば幸いです。

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

また、お届けします。

「仕事は人を育てる最高の道具である」ドラッカー