よく次のことを言ったり
言われたりしたことありませんか?
 
「お客様目線で考えよう」
「相手の身になって考えよう」
 
これってとても重要な視点ですね。
 
どちらも言いたいことは同じ
逆な言い方をすれば
 
自分視点だけではダメ
 
ということですね。
 
 
世の中は多くの人が存在し
様々な考え方、価値観、信条を
持っています。
 
自分が良いと思っても
相手はそうは思わない。
 
こんなことはよく起きること
 
 
人の話を聞かずに
自分の主張だけをする人
 
自分は間違ったことは言っていない
と言い、相手を傷つける人
 
何か問題が起きると
自分以外の人に原因を求める人
 
道で歩きながらスマホに夢中で
人にぶつかってくる人
 
 
このような人って本当に多いです。
 
 
 
これらの人は、他人が
自分をどう観ているか
どのように感じているかに
 
とっても疎いんだろうな
と思ってしまうのです。
 
 
しかし、これって
ビジネスにおいては致命的!
 
 
ビジネスで大切なことは、
「自分以外の人を理解すること」
と言えます。
 
 
商売では、顧客にどれだけ
受け入れられるか
 
社内では、部下やメンバーが
どれだけ協力してくれるか
 
 
これらに掛かっています。
 
 
いくら自分の正当性を主張しても
 
顧客から無視される
部下やメンバーから距離を置かれる
 
それでは存在価値はありません。
 
 
相手がどのように感じ
何を求め、何を嫌がるのか
これが分からなければ対策が
ないのです。
 
 
しかし、自分のことはわかって
相手のことはそう簡単には
わかりません。
 
 
ではどうすればよいでしょうか?
 
 
まず最初の一歩として
提案したいのは
 
客観的に自分を観る
もう一人の自分を持つこと
 
 
人は真剣になればなるほど
思いが強ければ強いほど
冷静さを欠くもの
 
無意識で思い込みや決めつけをし
自分中心の思考に陥りがち
 
そんなときこそ
 
客観的に自分を観る
 
つまり冷静な自分を取り戻す
ことが必要なのです。
 
 
そうすると、
今まで気づいていなかったことに
気づいたり
新たな考えが浮かんだりします。
 
 
そして、
自分はどのように写っているか
他の人がどのように感じているかが
わかってきます。
 
 
これこそが、
相手への理解の第一歩
 
 
客観的な自分を持つとは
専門的には「メタ認知」と
いわれるものですね。
 
 
今回提案した
「客観的に自分を観る
もう一人の自分を持つこと」は
 
対人関係で「共感」を生んだり
 
マーケティングでの
「マーケットイン」の視点を持つことに
つながるスタート地点です。
 
 
ぜひ、試してみましょう。
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。