4月がスタートしました。
 
4月いろいろなことが
始まるのでワクワクしますね。
 
 
今日のテーマはもしかすると
この春の気持ちにふさわしくないかも
しれませんが・・・
 
 
以前にクライアント企業の
パワハラ上司について
触れたことがありますが、
 
 
今は、そのような人を
『クラッシャー上司』と
言うらしいですよ。
 
書籍も出ています。
 
「クラッシャー上司 
平気で部下を追い詰める人たち」
(松崎一葉著 PHP新書)
 
 
先日この書籍を読んだのですが、
 
私が実際に問題の上司に感じたことと
同じことが書かれていました。
 
 
部下にダメージを与える上司の
共通の特徴が
 
 
自分は善であるという確信
他人への共感性の欠如
 
 
この二つのポイントだそうです。
 
 
まさに同感!
 
 
実在の上司に触れ
この書籍を読んでことで
 
気をつけるべきだと
思ったことが二つあります。
 
 
一つ目が
 
社内で上司からのパワハラ問題が
起こった時の会社としての対処の仕方です。
 
 
パワハラ問題の指摘は
上司本人からはありません。
 
被害者である部下からされます。
 
 
間違っても
 
「オレにどうしろって云うんだ?」
 
とか、
 
「我慢しろ」 
 
 
という対処は問題です。
 
 
会社は、この上司の部下に対する
マネジメントを承認している
ということになるからです。
 
 
承認しているとすれば
 
 
部下は上司を選べないので
自分でできる対応策は
 
潰れるまで我慢するか
会社を辞めるしかありません。
 
 
社長としては
業績などの成果面だけを見て
判断するのではなく
 
実際にこの上司が部下に
どのように接しているか
どのような発言をしているのか
 
を調査し
 
本人にフィードバックして
改善を促すべきです。
 
 
それですぐに解決するとは
思いませんが、
 
会社としてこのような問題に対して
「容認しない」という姿勢や考え方を
明確にする機会になります。
 
 
 
ふたつ目は
 
 
部下に対しての「共感性の欠如」
が気になります。
 
 
「共感性が欠如」とは
 
相手の気持ちや心の痛みに鈍感
 
 
相手がどうなるか
どう思うか
 
についての想像力も乏しい
 
 
これは
 
パワハラ上司に限定の問題とは
言い切れないのです。
 
 
実際に・・・
 
先日、私が眼科に
行ったときのことです。
 
目の調子が良くないので
診てもらいました。
 
 
その医師は一通り診察して
最後に「問題はない」と
 
 
え〜それだけ?
 
 
私はものすごく不満と
不安を感じました。
 
 
医学的に問題がないのは
良いのですが、
 
 
目の調子は来る前と変わってない
 
目の不調は一切解決してない
 
目薬や対処法はないのか!
 
 
 
医師は間違ったことは
言っていませんが、
 
私が気づいたのは
 
「この人は共感性が著しく欠如している」
 
ということでした。
 
 
 
この医師のように
 
相手の気持ちに寄り添えない
「共感性が欠如」している人って
結構いますよね。
 
 
このようにならないためには
どうすればよいか?
 
 
結果や成果、事実
 
だけに目を向けるのではなく
 
 
「人」に対して興味をもつこと
 
 
だと思います。
 
 
「人」は十人十色で
個性の塊
 
自分と違う所ばかり
 
 
興味を持って接すれば
 
その人のことを
よく知ることになります。
 
 
 
よく知る人に対しては
優しくなれたり
 
言葉や態度を
選ぶようになります。
 
 
 
実は、私も他人事ではないので
 
気をつけたいと思います。
 
 
 
 
最後までお読み下さりありがとうございます。