中小企業では
上位のマネジメントを
任せる人材がいない
 
そんな声をよく聞きます。
 
長く勤めてくれたから
幹部にしてあげたという
ケースも少なくありません。
 
 
それで上手くマネジメントが
機能すればよいのですが、
 
実際には難しく
社長の悩みやストレスの原因に
なっているようです。
 
 
では、本来のマネジャーに
必要とされる能力は
どのようなものなのでしょうか。
 
 
ハーバード大学の
ロバートカッツ教授は
マネジャーの能力を
 
テクニカルスキル
ヒューマンスキル
コンセプチュアルスキル
 
の3つに整理しています。
 
 
下位のマネジャー層では
テクニカルスキルと
ヒューマンスキルが求められ
 
上位になるにつれて
コンセプチュアルスキルの
ウエイトが高まるそうです。
 
 
ちょっと耳慣れない言葉なので
具体的な内容をいうと
 
テクニカルスキルとは
業務や業界の基礎知識や
業務遂行能力
 
ヒューマンスキルスキルは
対人関係能力
コミュニケーション能力
 
 
ここまでは
イメージできると思います。
 
 
では、
コンセプチュアルスキルとは
どのようなものでしょうか。
 
 
概念化能力・・・
もう少し具体的にいうと
 
視野の広さ
全体観
本質の見極め
目的を理解した言動
 
 
このような能力です。
 
 
これらを身につけているか
が分かれ目と言えます。
 
 
 
視野が狭く、自己中心で
目の前のことに右往左往している
 
こんな人を
 
長く会社にいるからとか
辞められたら困るから
といった理由で
 
上位のマネジャーにさせては
絶対にいけません。
 
 
会社が潰れてしまいます。
 
 
 
次世代の経営幹部を
見出そう、育てようとするなら
上記の能力を習得させることです。
 
 
まずは、
マネジャーとしての能力の有無を
見極めるポイントにしてください。
 
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。