先日ある顧問先で
商品のUSPを検討するミーティングを行いました。
USPのベースとなるのは
商売の基本であるお客様像と会社や商品の強み
他社との違いなどです。
これらをもとに、ストーリーにすれば
大体のUSPがまとまってきます。
やってみて不思議だったのは、
このUSPを検討しているうちに
新しい商品のアイディアがどんどん出てくるのです。
USPを検討するような思考のプロセスは
脳を活性化させんだなぁとあらためて思いました。。。
NO.33=======================
Q. 御社は何で他社と差別化していますか?
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USPを検討しながら、思ったのです。。。
よっぽどの独自の技術や
卓越したノウハウがあれば別ですが、
今の時代は、同質化が早いので
実は、他社との明確な差別化は
結構難しいのです。
でも、他社との違いは
出していかなければならない。。。
どうするの?
それは・・・
経営理念で差別化する! のです。
えっ 経営理念で差別化???
どういうこと? と思うことでしょう。。。
それは、何も奇をてらった理念を
掲げる必要はありません。
経営理念を末端の社員まで
浸透させるのです。
それが最大の差別化になるのですよ。。。
どの社員でも同様に、
会社の理念や目指している姿、
強みや歴史を語れる。
このような組織は最強です。
これこそ、他社と圧倒的な差をつける
ポイントなのです。
多くの人は集団を
ステレオタイプで判断してしまいます。
会社でいえば、一部の人をみて
その会社全体をイメージを決めてしまうものです。
だから、
その一部の人がキチンとしてたら、
会社全体もキチンと見られるし、
その一部の人たちが
だらしがなかったら、
だらしがない会社と思われてしまうのです。
ちょっと怖いですね。。。
だからこそ、経営理念を末端の社員まで
浸透している事自体が
会社の最大の特徴にもなるのです。
本来、商品はこの経営理念を反映した
ものであるはずです。
経営理念で差別化できることで
結果として商品が差別化されるのです。
経営理念を浸透させる施策は
このQ32とQ31で
触れているので、見てみてくださいね。