先週のことですが、
PTAの講演会で
「ペップトーク」の岩崎先生の話を
聴く機会がありました。
「ペップトーク」って
ご存じですか?
「ペップトーク」とは
スポーツ選手を励ますのに
指導者が試合の前に伝える
「短い激励のメッセージ」です。

岩崎先生は、元はスポーツトレーナーで、
オリンピックにも帯同されたことがあります。
現在は、日本のペップトークの第一人者として
全国各地で講演を行っています。

今回は、PTAでお呼びしたので
子どもと親との関係がメインでしたが

この「ペップトーク」は
会社内のコミュニケーションでも
活用できる点が多くありました。

本来の「ペップトーク」は
スポーツの試合の前などに
選手の潜在能力を
最大限に引き出すために使われるわけです。

その基本は、
ポジティブな言葉です。

決して、ネガティブな表現は
使いません。

 

とても興味をひかれたのは、

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潜在意識は
主語や否定語が曖昧ということです。
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曖昧というより
認識をしないそうです。

つまり、
「負けるな」と言ったら

顕在意識では
「勝つ」ことだと理解できますが、

潜在意識では
否定語が理解できないので
「負ける」になってしまうのです。
「寒い日だから
風邪をひかないでね」

と言ったりします。

これも、潜在意識では
「風邪をひく」
になってしまうのです。
うぅぅん 難しいですね。

 

講演を聞いていて
私達は意識せずに
沢山のネガティブな言葉
を使っているなと思いました。
例えば
「今度、失敗したら
ただじゃ済まさないからな・・・」

とか、

「上手くいかなかったら
わかっているだろうな?」
これらは
厳しい表現で、相手を鼓舞しようと
思っているのでしょうけど

「ペップトーク」とは真逆です。

まさに
「プッペトーク」ですよ。(洒落です)
その言葉を受けた人は、
やる気になるどころか
萎縮したり、緊張したり
しているかもしれません。
ついつい使ってしまいがちな
ネガティブな表現を

特別に意識して
ポジティブな表現に変えることが
必要ですね。
「失敗したら、最悪だぞ!」
⇒ 「成功したら、最高だ!
絶対、成功できる!」
「できるかどうかわからない」
⇒ 「きっとできる」
「風邪を引かないように」
⇒ 「暖かくしてね」
ポイントは、単純な表現で
なって欲しい状態を伝えることです。
人に対して
「ペップトーク」を本気で使うと

その言葉は

実は、自分の耳にも
入っているんですね。
だから、
人に対して
ポジティブな言葉を使う人は
自然と自分もポジティブになりますし、
人に対してネガティブな人は

いつも機嫌悪かったり、
文句が多かったり、
暗かったりします。
使う言葉によって
見える世界が変わります。

ということは、

使う言葉によって
人生が変わるということですね。

 

今回は「ペップトーク」を学んだので
とにかく、ポジティブな言葉と表現を
意識して使っていこうと思います。
「絶対!やれる!」
なんとなく、やれそうな気になってきました。。。
(単純です)
最後までお読みいただき
ありがとうございます。

またお届けします。