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本日のQ&Aをお届けします!

NO.12=======================
Q. 近年、女性の活躍が言われていますが、当社にも事務で
5名の女性社員がいます。
もっとやる気出して頑張ってもらいたいのですが、
正直、彼女たちの扱い方に戸惑っています。どうしたらよいでしょうか?
(48歳 経営者)
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A. 私はこれまで300社以上の会社をみてきましたが
良い会社には共通点がありました。

それは・・・

業績が良い会社、社内の雰囲気が良い会社は、
職種を問わず、女性社員が元気で明るく、活躍をしていました。

私が伺ったときは、いつも笑顔で迎えてくれて
とても気持ちが良いのです。

一方、私と一度も目を合わせてくれない。
いつもそっぽを向いているような女性社員がいる会社もありました。

そのような会社に限って、何年も赤字が続いていました。

会社がどんな業種であっても
どのようなものを扱っていても
「女性の観点」はとても重要な要素です。

特にエンドユーザーに近い業種であればなおさらです。

だから、
社内で女性を活かせる会社は成長し
そうでない会社が伸びやなむ 

というのは当然と言えます。

では、どうしたら女性社員を活かせるのでしょうか?

多くの中小企業が、社長は男性、上司も男性である確立が高いです。

最初の問題は、社長を含めた男性上司の思い込みと勘違いにあります。

例えば、

女性社員は事務職に向いている という思い込み

女性社員は残業をさせてはいけない という思い込み

女性社員の仕事は腰掛けだ という思い込み

確かに

事務職に向いている社員、希望している社員、
残業できない社員、腰掛けで仕事している社員はいます。

でも、女性全員ではありません。

男は現場、女性は事務 といった思い込みは時代錯誤です。

女性だって、男性と同じように働きたいと思っている人は多いですし、
残業だってします。
さらには、仕事をずっと続けたいと思っている人も多いのです。

女性社員を活かすには、次のことを理解することが大切です。

仕事面では男性と女性を性別で分ける必要は全くありません!

そして、女性は「仕事」と「女性の時間」のバランスを
重要視するということをよく知っておくことです。

「女性の時間」とは、既婚者であれば家庭のことであったり
お子さんのことであったりします。

独身者は、恋愛やおしゃれや同姓との付き合いであったりと。

これらと「仕事」とのバランスなのです。

このバランスは、一人ひとり違います。

本人がどのようなバランスを求めているのかを理解してあげて
仕事を割り当てたり、責任を与えたり、目標設定してあげたりすることが、
女性社員を活かす最大のポイントと言えます。

そのためには、
女性社員とのコミュニケーションがとっても重要になるわけです。

女性社員とキチンと話しあう時間をとり
どのようなバランスを求めているかを知ることから始めたらよいですね。