本当にクライアントファーストしてますか?
 
 
顧客が第一
お客様は絶対
 
などと気軽に口にしますが
 
本当にどれだけ
クライアントファーストに
なっているのでしょうか。
 
 
私は疑問に思ってしまうことが
よくあります。
 
 
先日もある会社の決算書を
確認していたら
 
なんと税込み処理になっていました。
 
 
税法上は、税込みでも税抜きでも
問題ないですが、
 
 
正しい企業経営をするのであれば
税抜きです。
 
 
経営をサポートする立場の人間は
口を揃えてそう言います。
 
 
でも・・・
 
 
その決算を税込みで処理をした
税理士と話しをする機会があったので
次のように聞いてみたのです。
 
 
「なぜ、税抜きにしないのですか?」
 
すると
 
 
「本来は税抜にするべきですが
社長が、売上が大きく見えるように
税込みでやってくれと言うから」
 
 
そう答えたのです。
 
 
税理士、その会社の社長
双方の気持ちはわかります。
 
 
しかし、
 
本当にそれでよいの?
会社のためになっているの?
 
 
 
経営をサポートする立場の人間は
 
社長がなんと言おうと
会社の経営を第一に考えるべきです。
 
それでなければ存在する意味がありません。
 
 
言うなりの都合のよい存在だったら
それこそ、AIにとって変わられます。
 
 
 
では、
本当のクライアントファーストとは何か?
 
 
 
本当のクライアントファーストとは
 
クライアントの言うなりになること
ではなく
 
クライアントが喜ぶことをするだけ
ではなく
 
 
クライアントと同じ方向を向き
将来を一緒に考えること
 
 
これが本当のクライアントファースト
だと思うのです。
 
 
これは、どの業種でも同じです。
 
 
 
目先の売上を優先する
お客を説得して買わせる
 
こんなことは言語道断
 
 
本当にお客のために
役に立つことを
自信をもって伝える
 
この姿勢が大切です。
 
 
 
4月になり新人を迎えたり
新組織になったりと
人心も新たになるタイミングです。
 
 
ぜひみんなと一緒に
御社のクライアントファーストについて
考えてみてはいかがでしょうか。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。