高収益経営のヒントをお届けします。

本日のQ&Aです。

NO.21=======================
Q. 社内で研修の企画を担当しています。
研修に参加する社員の研修に対する意識が低く
困っています。アドバイスをお願いします。
(40歳 研修企画課長)
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A. 私も事業会社で社内の教育担当として
研修を企画する仕事をしていたことがあるので、
状況はよくわかります。

そもそも、研修に参加をする社員の本音は・・・

「忙しいのに勘弁してほしい」 とか

「何事もなく早く終えたい」 など

前向きの人はほとんどいません!

どんな社員でも、
こんなもんだと思った方がよいです。

だから、研修がスタートするときは
みんな、背もたれにもたれているとか
猫背とか、腕を組んでいることが多いですよ。

これは、気持ちの現れですね。。。

これは社員が低いとか
態度が悪いのではありません。

至って普通なのです。

ただ、研修をする側は
やりにくくて仕方ありません。

できれば、社員にとっても
多忙な中で参加をしているので、
有益な時間にしてほしいです。

そのための解決策があります!

今回ご紹介するポイントは2つです。

一つは、事前対策。

題して「3日前のささやき作戦」です。

研修実施の3日前に
リマンドのメールを送ることってあると思います。

その際に、開催概要だけでなく
ちょっとした「ささやき」を付け加えるのです。

例えば

「社長がとても期待している」とか
「社長の直々のメッセージ」とか

(社長でなくても、影響力がある人でもよいです)

これらを加えるのです。

そうすると、あれほど嫌々だった研修に
興味や関心が湧いてきます。

そして、二つ目は
研修のスタート時です。

ようするに「アイスブレイク」ですね。

私が毎回やっているのが
参加者による1分間スピーチです。

数名の班をつくり、その中で進めます。

お題は「最近の私のグッドニュース」や

「最近、私の周りで起こったこと」など

仕事に関係がなくていいのです。

これを各自1分間話をしていると
雰囲気が盛り上がります。

そして、みんなの姿勢が前のめりになっているのです。

あら不思議。。。

たったこれだけで
室内の硬い雰囲気は和らぎ
研修がとてもやりやすい空気が作れます。

効果は保証しますので、
是非試してください。

ちなみに私は、毎回やっています!