社員に対して
 
「よく考えてから発言してくれ」
 
とか
 
「自分で考える癖をつけろよ」
 
なんて言いたくなる時はありませんか?
 
 
 
気持ちはすごくよくわかるのですが、
 
残念ながら人はいくら「考えろ」と
言っても考られるものではありません。
 
 
人が「考える」時は
どのような時かというと
それは、問いかけられた時なのです。
 
 
つまり、質問をされると
それに答えようと反応して
思考するのです。
 
 
ですから、考えさせるには
 
思考させるような
良い質問をすることと言えるのです。
 
 
今日は、
部下や社員に対してではなく
 
自分自身で思考を深める
にはどうするかです。
 
それには
「自己対話」が向いています。
 
 
あなたもぜひ、
質の高い「自己対話」をして
自分の思考を深めましょう。
 
 
 
経営の責任、事業の責任を
担う方であれば
あらゆる難解な問題に
直面するはずです。
 
 
そんな時に、
どのような「自己対話」をするのか
 
 
次の問いかけを自分にしてみましょう。
 
 
・視点を変えた場合、この問題の良い面は何か?
・この問題を解決したら、どのような力が身に付くか?
・解決するには、どのような方法があるか?
・解決するために自分がしなければならないことは何か?
・そのために今始めなければならないことは何か?
・解決の過程で、自分が差し出さなければならない代償は?
・その代償を差し出してまで解決したほうがよいか?
・この問題の解決のプロセスを楽しむにはどうしたらよいか?
 
 
 
シェイクスピアは次のように言っています
 
「世の中には幸も不幸もない。
ただ考え方でどうにでもなるのだ」
 
 
仮に難解な問題に直面したとしても
天は我々に不可能な問題は与えません。
 
だから、
 
「この問題は必ず解決する」と信じて
先の問いかけを自分にしてみましょう。
 
 
きっと自分の中で変化が起きますよ。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。