セミナーや研修会に参加すると
必ず事後にアンケートがあります。
 
そのアンケートでは
どのようなコメントを書いていますか?
 
 
先日あるセミナーに参加したのですが、
かなりイラッとしてしまいました。。。
 
 
講師が若い人で、一生懸命にやっているのは
よく分かるのですが、
 
内容が今ひとつ。。。
 
「お前から言われたくないね!」
 
と思ってしまうものでした。
 
 
つい、アンケートで
本音をぶちまけようとしたのですが、
思いとどまりました。
 
その時ふと気づいたのです。
 
 
それは・・・
 
 
このセミナーの受講料は無料でしたが
私は自分の時間を投資しています。
 
仮にアンケートで酷評を書いたら
この投資した私の時間も
悪いものになってしまいます。
 
気分も悪いし、これはもったいない!
 
 
一転、考え方を変えて、
セミナーの良い点を探しました。
 
 
探せばあるのですよ。それなりに・・・
 
それをアンケートに書くことにしたのです。
 
多少お世辞が混ざりましたが、
嘘の内容ではありません。
 
 
不思議と私の気持ちも晴れて
記憶にはアンケートに書いた
良い点が残っています。
 
 
 
この体験で私が強く感じたことは、
 
 
人のモチベーションを上げることを
生業としている以上
対象は誰とは限りません。
 
それこそセミナーの講師も対象です。
 
 
仮に先方のモチベーションを
上げることはできなくても
下げるようなことをする必要は
全くないのです。
 
 
ちょっとした褒め言葉で
やる気を出してくれたらよいのです。
 
 
相手の欠点ばかりが見えると
実は、こちらの気持ちもあまり
よいものではないのです。
 
 
美点凝視をすれば、
こちらの気持ちもよくなります。
 
 
そして、怖いのが、
このような思考や視点の持ち方は
習慣化するのです。
 
 
だから、
 
人を酷評をしたり悪口を言う人は
他の場面でも同様なことをしている
可能性が高いです。
 
 
他人に対して指摘をしてあげるのは
その人にとっては必要なことですが
 
いつも欠点の指摘ばかりでは、
人は成長しません。
 
 
 
相手を美点凝視することは
決して簡単ではありません。
欠点指摘の方がよっぽど楽です。
 
 
意識して美点凝視をすることは
実は、こちらが幸せになるきっかけ
とも言えます。
 
 
人から信頼され、心穏やかに
生きて行きたいと思うなら
美点凝視を習慣化する方がよさそうです。
 
 
ぜひ試してみてくださいね。
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。