3月または4月から
新しい年度が始まるという会社が
多くあると思います。
丁度、新年度の準備と
合わせて、これまでの振り返りを
することもあるのではないでしょうか。
そんな中、あるクライントで
ここ3ヶ月くらいの行動の振り返りを
発表してもらう機会があったのです。
そのクライアント企業は業績は好調で
会社全体としては、
問題があるわけではないのですが
スタッフ個人レベルでは
それぞれ課題を抱えています。
そんな中、
とても気になったことがあるのです。
特に、成果が出ていない
スタッフに共通の傾向が見えてきたのです。
それは・・・
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自己肯定感がないこと
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そうなのです!
自己肯定感がない。
例えば、
自信が持てない。
成果が全く無いわけではないが
できていないところばかりに
目が行く
「みんなに迷惑をかけている」
とか
「上司の期待に応えていない」
などと、否定的な発言が多い。
こんなスタッフいませんか?
確かに、本人の言っている内容は
事実ではあります。
しかし、あまりにも
否定的過ぎると思いませんか?
このような意識でいくら頑張っても
おそらく変化は少ないでしょう。
では、どうしたらよいのか?
このようなスタッフに
自己肯定感を持ってもらうには、
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上司や周囲の遣う言葉に
注目するべき
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もちろん、他の大切な要素も
あると思いますが、
人間関係の原点は
コミュニケーションであり、
その原点は言葉です。
仮説ではありますが、
上司や親からの発せられる
言葉によって
いつの間にか、
自己肯定感を失ってしまったかも
しれません。
例えば、次のような言葉を
遣っていませんか?
「ミスをするな!」
「失敗を恐れるな!」
「過去を振り返るな!」
「負けるな!」
「失敗を気にするな!」
「◯◯ができなければ▲▲は無しだぞ」
「俺はそれくらいのことは簡単にできたぞ」
どうですか・・・
心当たりありませんか?
言わんとしている意味は
言葉の逆です。
しかし、遣われている語句は
すべて、否定語
ネガティブワードばかりです。
ネガティブワードでは
人はやる気になりません。
ネガティブワードが
充満すると、
心はポジティブにはなりません。
自己肯定感がない人は
きっと、無意識に
ネガティブワードで思考する
ようになっているのです。
もしかすると
相手を鼓舞しようとして
遣った言葉が
逆に、相手をネガティブな思考に
陥らせているとしたら
これって怖くないですか?
だから、
上司や周囲は意識して
ポジティブワードを遣うことを
お薦めします。
先ほどの例で言えば
「ミスをするな」
⇒「思い切ってやってみろ」
「失敗を恐れるな!」
⇒「自信を持ってやろう」
「過去を振り返るな!」
⇒「希望を持とうぜ」
「負けるな!」
⇒「絶対に勝てる」
「失敗を気にするな!」
⇒「次に手を考えよう」
「◯◯ができなければ
▲▲は無しだぞ」
⇒「◯◯ができたら、▲▲しよう」
「俺はそれくらいのことは
簡単にできたぞ」
⇒「お前ならきっとできる」
ポジティブなワードに
置き換えて遣うことは
若干の照れくささが
あるかもしれませんが
ポジティブワードを
投げかけられて、
悪い気をする人はいません。
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人は言葉で思考する
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人は言葉で思考する生き物です。
そして、言葉の力によって
影響を受ける生き物です。
だから、
無意識に遣っている言葉を
見なおして、
自分にも、周囲にも
良い影響を与えることが
できるように努めたいものですね。。。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
また、お届けします。