このところスポーツ界での
諸問題が続発しています。
 
直近では女子体操のパワハラ騒動
 
 
このパワハラはスポーツ界に
限った話しではなく
職場でも起きる問題ですね。
 
 
以下は2017年1月の
『高収益経営のヒント』で
パワハラに触れた記事です。
 
 
(2017年1月23日の内容)
 
クライアントの社内の出来事です。
 
以前から女子社員に対しての
パワハラが問題になっていた
部長がいました
 
女子社員が数名が我慢も限界で
退職願を提出
 
会社は部長のパワハラを問題視して
部長の配置転換を指示したところ
 
それを不服として部長は依願退職に
 
結局、女子社員が残り
パワハラ部長が去ることに
なったのです。
 
 
パワハラは大問題です!
 
立場を利用して高圧的に
人を扱うような行為は卑劣です。
 
しかし、
 
当の本人は、
虐めてやろうとか
威張ってやろう
などという気持ちは少なく、
 
 
どちからというと
 
「お前のことを思って・・・」とか
「オレは間違ったことはしていない」
 
と言うのです。
 
確かにそういう部分はあるでしょう。
 
今回はっきりしたことがあります。
圧倒的に欠落しているものがあるのです。
 
それは・・・
 
自分の言動により
相手や周囲がどのようになるのか
どんな気持ちになり
次にどんな行動をとるのか
 
このようなことをイメージする
「想像力」です。
 
確かに女子社員にも
至らない点があったでしょう。
 
しかし、上司の役割は
 
部下にダメ出しすることではなく
部下を活躍させて成果をだすこと
 
部下がダメだから・・・
 
という言い訳がでるようでは
上司としては半人前!
 
(ここまで)
 
 
女子体操もそうですし、
ボクシング、その前はレスリング
 
パワハラをしたとされる
指導者側はみんな次のような
同じ事を言っていましたね。
 
 
「お前のことを思って・・・」
「オレは間違ったことはしていない」
 
 
怖いですね。共通しているんです。
 
 
パワハラは受けた側の感じ方です。
 
 
「私のために言ってくれているんだ」
 
と思ったらパワハラなんて
言ったりません。
 
 
パワハラと受け取ってしまうのは
 
指導者側、上司側の
エゴや都合を見透かしてしまう
からに違いありません。
 
そして、
 
それは信頼関係を崩壊させ
不信感、猜疑心を生むのです。
 
 
言い方のテクニックも
あるのでしょうけど、
 
本質はお互いの信頼関係を
いかに築けるかです。
 
 
これは部下側ではなく
上司側の問題だと
認識するべきでしょう。
 
 
経営者、上司は常に考える
必要がありそうです。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。