【今日のお題】
「たったこれだけで、人が育つOK基準とは」
 
 
【先週の復習】————————-
以下から御社が必要とする人材像を
5つ厳選してみてください。
 
1.誠実で信頼ができる
2.会社の仕組みやルールを守る
3.自主的に仕事に取り組める
4.計画的に行動する
5.仕事の期日を厳守できる
6.自ら考えて行動する
7.課題を発見することができる
8.常に改善を意識し、効率性を高めている
9.自らを向上させている
10.数字を意識し売上アップとコスト削減に取り組む
11.仲間と問題を分かち合いチームワークを重視し進んで協力できる
12.物事を論理的に考え表現できる
13.危機意識を常に持ち環境変化に対応できる
14.目先のことにとらわれず長期的で広い視野に立った考え方、行動ができる
15.何事にも結果思考で行動しあきらめずに成果をだせる
16.挑戦意欲を持ち、失敗を恐れずにチャレンジできる
17.リーダーシップを発揮して、周りを巻き込める
18.プロとしてクライアントの期待を超えるサービスを提供できる
19.クライアントをファン化できる
 
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あなたは部下の仕事に対して
明確な基準を定めていますか?
 
 
基準とは、
どのようになったら「◯」で
どうだったら「☓」なのかを示すものです。
 
おそらく、
何も考えずに部下に仕事を
させているということはないでしょう。
 
しかし、
事前に明確な基準を
部下に示せているかというと
難しいのではないでしょうか。
 
 
明確な基準とは?
 
何が「OK」で、何が「☓」なのか
の線引を具体的にするということです。
 
 
よく観られるケースは
 
部下が良かれと思ってやったことでも
上司から見るとダメという場合です。
 
こんなことってよくありますよね。
 
これこそ、事前に「OKの基準」を
具体的に部下に示していなかったのでしょう。
 
 
部下にしてみれば
明確な基準がわからないので
自分で考えてやるしかありません。
 
にも関わらず、
後出しジャンケンのように
後で上司からダメ出しをされたら
 
段々とやる気が失せ、
思考停止に向かいます。
 
 
「◯」と「☓」の線引ですので、
「ダメの基準」も明確にするいうことです。
 
 
つまり、
 
OK基準=ゴール、ルール
 
ゴールとルールは
上司が先に示すもの
 
部下が自分で考えるのは
ゴールやルールではなく
ゴールに至るまでの道筋やその方法。
 
 
OKの基準を明確に示すことで
上司と部下の関係がよくなり
育成や指導がやりやすくなります。
 
 
さらに上級編として
「◯」の基準だけでなく、
 
これ以上だった「◎」というように、
更に上の段階を設けるのもよいですね。
 
 
今回ご紹介した考え方が、評価の基準にもつながります。
 
 
 
 
最後まで、お読み下さりありがとうございます。