高収益経営を実践するヒントをお届けします。

それでは、本日のQ&Aです!

NO.14=======================

Q. 部下5名のチームリーダーをしています。
近頃人事異動があり、私のチームに自分より年上のメンバーが
入ってきました。社歴も私より長く、対応に困っています。
どのように対処すればよいでしょうか?
(36歳 営業チームリーダー)
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A. 自分よりも年上の部下を持つ大変さは、
経験した人にしかわからないでしょうね。。。

今回は、私の経験からまとめた
「扱いにくい年上の部下への対処法」をご紹介します。

私は社会人2年目から部下を持つことになりましたが、
部下として自分よりも年上の人が何人もいました。

実を言うと、完全にお手上げ状態でした。

2年目ですから、
部下のマネジメントなんてやってこともないし、

専門書も読んだことが無い・・・

そんなレベルの私に対して

部下からは
容赦なく判断を求められたり、指示を求められたりするのです。

苦心して、いろいろやってみました。。。

ご機嫌をうかがってみたり、
あるいは、上から目線で、指示命令してみたりと

しかし、どれも上手くいきませんでした。

最初は、年上の部下も
大目に見てくれていましたが、

日を追うごとに、

「うちの上司は頼りがいない」

とか

「若いのにエラそう」

だとか。。。評価は下がるばかり。

年上の部下は、
こちらが“立場”で発言しても、心を開いてくれませんし、
ましてや、「上から目線」で命令をしたら、
機嫌を損ねるだけです。

でも、苦労の結果

このように扱いにくい年上の部下への
対処法がわかってきました。

それは、部下を自分に従わせようとか、
言いなりにさせようとかではなく、

「部下を自分の協力者(味方)すること」

どうしたら協力者になってもらえるか? がポイントです。

次の4つが、
私が経験からわかったポイントです。

1、 人生の先輩としてリスペクトする

年下だから謙虚に教えを乞うという姿勢です。
⇒ とにかく話を聞く。教えを乞う

2、こちらから素直に協力を求める

先方が年上だからといって、
遠慮は必要ありません。
要望することは、キチンと伝えるべきなのです。

⇒ これをやってほしいと伝える

3、我々は仲間であるという気持ちを直接伝える

部下は年上だろうが、
必要である人材に違いありません。

立場を意識するよりも、
仲間であるという意識を優先する。

⇒ 頼りにしていると伝える

4、食事(喫茶)を一緒にする

仕事以外の接触も欠かせません。
昼食や帰りに飲みに行くことも有効です。
その時は、リスペクトしまくりです。

⇒ 雑談する

これらは本当に効果がありました!

その結果、かなり可愛がってもらいましたし、

今考えても、よいチームワークが築けたと思っています。

 

参考になれば、嬉しいです。 またお届けしますね。