昨年から
アベノミックスの影響で
景気が上向いていると言われています。

実際に、徐々にではありますが、
私が関わっている
中小企業の各社においても
その実感が出て来ているようです。
そうなると、課題になるのが
「人の採用」ではないでしょうか。
目先の業績のめどがたってきたり

数年先の事業のあり方を
考える余裕が出てきたりします。
次は、やっぱり
「人の問題」ですね。

人が足らない。
優秀な人材が欲しい。

となるわけです。
そこで、各社は
人の採用を進めようとしています。
あなたも
次ような経験したことありませんか?

せっかく採用した社員に対して

「こいつ使えないな・・・」

「期待はずれだな!」

「一体どんな教育を受けてきたんだ?」

なんて思ったことが
一度以上あると思います。

 

それ位、人の採用って
むずかしいということですね。

 

この採用にあたり
実感したことがあるのです。

それは、

===================
教育をしないことの恐ろしさ
==================
学校を卒業して
最初に就職をした会社で
何を学んできたのか?
問題なのは、実務よりも
仕事に対する考え方や
人生についての考え方などです。

つまり、
「人としての教育」ですね。
これらをキチンを受けてきて
身についている人は
採用をしても、活躍してくれる
可能性がとっても高くなります。
採用をして
「使えないな・・・」

と言われていまう人は
共通して
「人としての教育」がされていない
と思うのです。
このような人はいませんか?
会社の至らない点やできていない点は
よく目につき、指摘をするが
自分は、指示されたことしかできない。
それすらもできない。

「会社は会社、俺は俺」と
帰属しようという気持ちが希薄。

前職が嫌で辞めたにも
かかわらず、
前職の会社と今の環境を比較して
文句を言う。

このような輩が本当に多いです。
もちろん、採用面談の時点で
見極めなければならないのですが、

採用面談の時は
だれでもモチベーションが
最大限に高いので
その人の本質まで見極めることは
不可能に近いです。
この状況をみて
とても「怖い」と思いました。

社員教育をすることは
会社の義務ではありますが、

時間と費用がかかるので、
最低限業務に必要なことだけを
教えるような会社が多いのです。

そして、
このような会社は
先輩社員も「人としての教育」を
受けていないので、

社内は
愚痴、不平不満、悪口が
横行していたりします。
このような会社は
「人を育てる」どころか
「人をダメにしている」

さらには

======================
「その人の人生を台無し」にしている
======================
可能性があるのです。
もちろん、
本人が一番の問題なのですが、

会社の社員に対する教育は
その人の人生を左右してしまうほどに
重要と認識するべきでしょうね。。。

 

このため
クライアントの社長には

実務についてよりも

===================
「社長の考え」や「会社の思想」
===================

を伝えてもらうようにお願いしています。
やはり、そこに共感できるような人に
働いてもらいたいし
「社長の考え」や「会社の思想」に
共感できる人は
仮に他の会社に移ることがあっても
「人として」認められるはずなのです。

 

採用した社員が
当社で活躍してもらうように教育することは
もちろんですが、
「人として」成長してもらうことが

本当の「社会貢献」にツナガルこと
ではないでしょうか。。。
だから、会社は決して
「人の教育」を放棄しては
いけないのです!

ある意味、最優先に
しなければならない事柄です。
今日は、採用と教育について
感じることがあったので、
お伝えしました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

また、お届けします。