先週末の大雪は
大丈夫でしたでしょうか?

土曜日の私は
研修の帰りに、電車の中で2時間
足止めを食らってしまいました。

他の方の話しを聞くと
私はましだったかもしれません。

もっと大変な思いをされた方は
多くいるはずですね。

ところで
最近の景気の上向き傾向もあり
増員を考えている企業や組織が
多くあると思います。

私のクライアントも
4月から新卒者を迎えるにあたり
準備を進めています。

この時期は
新人を迎える一方、
これまでの先輩社員の
成長も気なるものですね。

昨年入った人たちは
どれだけ成長したか?

これから入る新人に
とって、良い見本となるか?

期待通りになっている人は
よいのですが、

みんながみんな
そうなるわけではありません。

人によっては

「何度も同じことを言わせるな!」

「また同じミスをしているな!」

「昨年春と同じレベルじゃないか!」

などと

指導する側が憤ってしまうことも
少なくありません。

成長しない社員の能力が低いのか。

それとも
指導する側の能力が低いのか。。。

悩ましい状態です。

私は部下の指導や
子どもの教育の場面で

イラッときたり
憤ったりしそうなときに

思い出す言葉があるのです。

今日は、それをご紹介したいと
思います。

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教育とは、流水に文字を書くような
果ない業である。
だがそれを巌壁に刻むような
真剣さで取り組まなければならない
(森信三先生 語録から)
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子どもの教育もそうですが、

親は、学期末の成績や
テストの点数を見て
一喜一憂します。

部下に対しても同様ですね。

指示通りに動かなかったり
ミスをしたり、
行動が遅いと思うと
イラッとします。

しかし、この様な状況は
人を育てるという場面においては
当たり前なことで、

人は、親や上司の思い通りには
成長してくれません。

でも、希望を持ち続けて
やり続ける。

あなたも私も、今があるのは

きっと、

私達に希望をもち、
指導をし続けてくれた
親や先輩、上司がいてくれた
おかげであります。

出来の悪い部下や子ほど

巌壁に刻むような思いで
向き合ってきたいものです。

きっと、それは
今、目の前にいる人
に対してだけではなく、

今後の新たな仲間に
対しても、

よい影響があるはずです。

まだ雪が残る外の景色を
見ながら、こんなことを感じました。

最後まで、お読みいただき
ありがとうございます。

また、お届けします。