ここ数年、正月は
箱根駅伝を見て過ごします。
 
それは、私の母校である
青山学院大学が活躍しているから
 
それまでは全く興味が
ありませんでしたが、
 
母校となると
気持ちは全く別モノですね。
 
 
青山学院大学は今年も優勝し4連覇
 
本当に素晴らしいです。
 
後輩達の勇姿に多くの元気と
感動をもらいました!
 
 
 
箱根駅伝の中継を見ていて
気になったことがあるのです。
 
 
それは、
 
 
選手の後ろに見える運営管理車から
監督が選手に掛ける声(言葉)
 
 
 
緊迫した場面になると
監督の声もかなり大きくなり
テレビ中継でも聞き取ることができます。
 
 
2位になった東洋大学を始め
多くのチームの監督は・・・
 
 
「先輩達の襷を途切れさせるな!」
 
「お前が頑張らないでどうする!」
 
「みんなのためにも踏ん張れ!」
 
 
このように選手の尻をたたく
または、鼓舞するような言葉を掛けます。
 
 
 
一方、青山学院大学の原監督は、
 
 
「お前ならできるぞ!」
 
「いいぞ、その調子!」
 
「今日のお前は最高だ!」
 
 
こんな感じで、背中を押す
勇気を与える言葉なのです。
 
 
どちらも、選手を奮い立たせる
監督の熱い言葉なのですが・・・
 
 
近年の若者に対しては
青学原監督のような
 
背中を押す、勇気を与える
言葉の方が受け入れられる
気がするのです。
 
 
レース結果も
それを物語っていますね。
 
 
 
他のチームの監督が「昭和」タイプ
とすれば、
青学原監督は「平成」タイプ
(ちょっと無理矢理ですが)
 
 
これは駅伝だけでなくビジネスの
場面でも全く同じように思えます。
 
 
多くの社長や管理者と
ご一緒してきましたが、
 
「昭和」タイプの形が非常に多いです。
 
仕方ないのです。私を含めて、
自分が受けてきた対応が
「昭和」タイプでしたから・・・
 
 
部下やメンバーの
潜在能力をさらに引き出し
もう一歩の勇気を与えるには
 
原監督のような
「平成」タイプの対応を
身につけておく必要を感じます。
 
 
尻をたたくのではなく
背中を押してあげる
 
叱りつけるのでなく認めてあげる
 
突き放すのではなく寄り添う
 
 
「昭和」タイプを全面的に
否定するつもりはありませんが、
 
「平成」タイプの対応を
意識することでマネジメントの幅は
間違いなく広がります。
 
 
 
特に、部下に対して
 
「最近の若者は???」
 
そんな思いが少しである人は必須です。
 
 
そういう私も例外ではありません。
 
今年は特に意識しようと思っています。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。