最近、景気が上向いてきた影響か
採用に力をいれている企業が目立ちます。

一方、中小企業にはよい人材が
なかなか集まらないという声も多いです。

悩ましい問題ですね。

私もこれまで、直接採用担当では
ありませんでしたが、
人事で採用面接を行ったり
管理者として部下の採用をしてきて
思うことがあります。

それは・・・

面接で、採用者のことを
知るのはとても難しいということです。

これは、共感していただけると思うのですが。

中途でも新卒でも
採用面接の場面が、
最もモチベーションが高いのです。

当たり前ですよね。

その場でモチベーションが低ければ
採用にはなりませんから。

採用する側は、次のような期待をして採用します。。

採用すれば、きっと
もっとモチベーションがあがり、
もっと頑張ってくれると

しかし!

実際、採用して現場に配属してみると

面談の時とは別人?
と思うような元気のなさ?
不安?迷い?
動きや反応が遅い?

きっと慣れていないから・・・

と半年くらい待っても
あまり変化なし。

こんなケースが
全員とはいかないまでも
必ず毎年います。

これは問題ですね。

せっかく採用したにもかかわらず
ミスマッチを起こすのは
お互い不幸です。

だから、できる限り
このようなことは起きないように
しなければなりません。

私の経験上、こんな時に失敗しました。

計画採用人数を満たすために
最後に内定を出した。

とか、

実力は未知数だが、
人当たりが良さそうに思えた。

いかがでしょうか。

採用は、「お見合い」みたいなもので
縁ものです。

だから、セオリー通りにやっても
うまくいかない時もあります。

しかし、

できる限りよい縁をもたらすために
気をつけることがわかってきました。

それは・・・

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欲しい人材像を明確にすること
入ってもらっては困る人も具体的にする
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なぜかというと
採用時は、
これまでの経歴などしか
情報がありません。

つまり、過去の情報だけです。
過去の情報だけで
未来を予測することは
難しいです。

だから、これから
どんな仕事をしてもらうのか
その際に必要な要件を
具体的に書きだすことが必要です。

そして、その逆も然りです。

そして、最も重要なことは

=======================
応募者に、
この会社に入りたいと思ってもらうこと
=======================

これも当たり前のことですが、

当社を魅力的に見せることは
とても重要です。

採用希望者の本音では
「どこかに採用してもたいたい」と
思っています。

お互いが、妥協の結果では
うまくいくはずがありません。

だからこそ、
採用を始めるのを機会に

当社の魅力や将来像
先輩社員の良さが
きちっと伝わるように

準備をすることから
始めるべきですね。

実は、これって
新しく入る社員に
対してだけでなく
今いる社員にとっても
効果があることだと思いませんか。

本日は採用の問題から
企業の大事にすべき
基本的なことがわかりました。。。

最後までお読みいただきありがとうございます。

また、お届けします。