【今日のお題】
「社長の時間管理」
  
 
【先週の復習】————————-
 
成長できない経営者の行動が引き起こす問題
 
1.目先の利益を追いかけるために
日常に埋没し、計画的な経営ができない
 
2.人に任せることができないために
組織ができない。NO.2がいない
 
3.教育ができないため、社員が育たない
業務がシステム化されない
 
4.「捨てる」判断ができないため
戦略がない。生産性が低い
 
5.目的が不明確な指示や行動が多いため
社員は経営に対して不信感をもつ
 
6.未知なことに手を出さず
投資なき経営を続ける
 
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私が毎月開催している
「成功する社長力アップ講座」は
 
数多くの年商3億未満の経営者が受講されています。
 
 
講義の中で、次のようなメッセージをお伝えしています。
 
 
「社長力のアップ」とは
 
成功する思考を身につけること
本来の社長業に専念できる状態をつくること
である。
 
 
年商3億以上の会社と3億未満の会社での
決定的な違いがあるのですが
何かわかりますか?
 
 
それは、
社長の時間管理なのです。
 
 
社長の仕事を
「緊急度」と「重要度」で分けた場合
 
3億未満の社長のほとんどが
「緊急度」の高い仕事をしています。
 
 
緊急度が高く重要度も高い仕事だけでなく
重要でない仕事もたくさんしています。
 
 
例えば、
 
ルート営業や現場の作業
クレーム処理や社内の問題解決など
 
時間のほとんどが、目先の業務に
割かれている状態のようです。
 
 
しかし、3億以上の社長は
 
緊急度は低くても
重要度の高い仕事に力を注ぎます。
 
 
緊急度が低く、重要度が高い仕事とは
何でしょうか?
 
 
次のご紹介するのがその対象です。
 
 
まさに「社長の時間管理」の内容だと言えます。
 
 
1.将来の価値創造
2.経営者の人間的成長
3.経営の勉強
4.部下との対話
5.社外の関係づくり
 
 
これらはしてもしなくても
今日や明日は何も変わりません。
 
 
ドラッカーは
次のような言葉を残しています。
 
 
トップの本来の仕事は、昨日に由来する危機を解決することではなく、
今日と違う明日をつくりだすことであり、
それゆえに常に後回しにしようと思えばできる仕事である。
 
 
いかがでしょうか?
 
 
実は、先にご紹介したような仕事こそ
本来の社長業なのです。
 
 
「年商3億カベ」は必ずあります。
 
このカベを突破するには
本来の社長業に専念できる状態をつくることです。
 
 
 
最後までお読み下さり、ありがとうございます。