【今日のお題】
「社長のビジョンの描き方」
 
 
【先週の復習】————————-
「社長の時間管理」
 
本来の社長業として時間を確保するべきこと
 
1.将来の価値創造
2.経営者の人間的成長
3.経営の勉強
4.部下との対話
5.社外の関係づくり
 
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あなたの将来のビジョンは何ですか?
 
このように訊かれて
即答できる社長は決して多くはないと思います。
 
ビジョンを持たないといけないか
というとそうではないと思います。
 
先週の「社長の時間管理」でも
触れましたが、
 
本来の社長業は、
目先の業務ではなく
将来の価値創造です。
 
ここで間違えてほしくないのは
順番なのです!
 
現状の足元が固まっていないと
将来のビジョンは描けないということです。
 
赤字が続いている。
社員の退職が多い。
クレームが絶えない。
 
このような状況であれば
この問題を解決することを優先してください。
 
そうでないと、
将来のビジョンが「現実逃避」に
なってしまいます。
 
地盤整備ができていないところには
建物は建てられませんからね。
 
まずは、足元に穴があるのなら
それを埋めることに全力を投じることです!
 
 
足元が固まったら
将来のビジョンを好きなように
思い描いて欲しいのです。
 
 
それには決まった方法などはなく
考えるとワクワクする内容であったり
最高に幸せを感じる内容であればよいのです。
 
 
ここでビジョンを考えるヒントをご紹介します。
 
 
5年後の成功をイメージして
次を具体的に描いみましょう。
 
 
1.会社の事業内容
2.売上規模
3.拠点数
4.社員数
5.社員一人ひとりの様子
6.社長の年収
7.社長の家族の様子
 
 
イメージできますか?
 
 
7つの項目のうち
抑えておくポイントがあります。
 
 
1から4番までは基本的な内容なのですが、
5番以降は、あまり深く考えないようなのです。
 
当たり前のことですが、
社員も先5年務めたら5歳年をとります。
 
5年経過すると
年だけでなく能力もスキルもアップして
立場も変わるでしょう。
 
 
今いる社員が将来どうなって
ほしいのかを具体化することで、
今からの育成に対する考え方も変わります。
 
 
そして、6,7番は
社長自身の生活についてです。
 
実は、社長の多くは
自分の給料を後回しにしがちです。
 
会社の将来に社長こそ
幸せになってもらいたい!
 
だからこそ、社長の幸せもビジョンに
入れてもらいます。
 
こらら7つの項目が具体化されたら
 
次は、中期経営計画書に年度ごとの
予定を落としてもらいます。
 
 
よかったら試してください。
経営に対する考え方が変わりますよ。
 
 
 
最後までお読み下さり、ありがとうございます。