今日は、値段について
考えてみましょう。
 
 
 
「もっとまけてくれ」
 
 
先日、商談中での
ある社長の発言です。
 
 
(正直に言うと)
耳を疑いました。
 
 
私はこれまで商談の場で
値引きを要求されたことはありません。
 
先方の予算にあわせて
最終的な金額を決めることは
ありますが、
 
 
一方的に値下げを要求されること
ありませんでした。
 
 
おそらく、どんな商談でも
お金は最大のネックだと思います。
 
そのため、
 
お金で問題にならないように
幾度も熟慮してきました。
 
 
場合によっては、
 
「安いね」と
言われることがあるくらいです。
 
 
にもかかわらず
 
 
「もっとまけてくれ」
 
 
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この社長の発言で
感じたことが二つあります。
 
 
まず、
 
 
自分がされて嫌な対応を人にするな!
 
 
ということです。
 
 
 
この社長の会社は
飲料水の販売です。
 
自分だって、客から「負けろ」と
言われたら、絶対に嫌なはず
 
 
なぜ、自分が嫌うことを
人には平気でするのか?
 
その神経を疑います。
 
 
 
それと、
 
 
成果はクライアントとともに作る
 
 
 
私が提供している
コーチングや研修だけでなく
多くのサービスが同様だと思いますが、
 
 
提供側と利用者側が協力するから
よい成果が生み出せるもの
 
 
「お客の俺は神様だ」とか
「お客の俺が絶対だ」と
 
威張られたら
その段階でダメです。
 
 
金を払う側が偉く、
金をもらう側は隷
ではありません。
 
 
理想は「パートナー」
 
 
パートナーの関係で大切なことは
「共有」と「尊重」です。
 
 
目指す方向を共有する
お互いの価値観を尊重する
 
 
これは社長と社員との関係でも
大切と言えますね。
 
 
 
今回ご紹介した社長とは
「共有」と「尊重」が
出来そうにないので
 
仕事はお受けしないことに
しようと思います。
 
 
 
私自身が守るべき誇りでもありますね。
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございます。