【今日のお題】
「個の時代だからこそ、組織の質を高める」
 
 
【先週の復習】————————-
「たったこれだけで、人が育つOK基準」
 
何が「OK」で、何が「×」なのか
の線引を具体的にする
 
OK基準=ゴール、ルール
 
ゴールとルールは上司が先に示すもの
 
部下が自分で考えるのは
ゴールやルールではなく
ゴールに至るまでの道筋やその方法。
 
OKの基準を明確に示すことで
上司と部下の関係がよくなり
育成や指導がやりやすくなります。
 
——————————————–
 
「個の時代だからこそ、組織の質を高める」
 
 
彼がいないと困るんだよ!
 
ある中小企業の社長の言葉
 
トップセールスを誇る社員が
突然会社を辞めると言い出した
らしいのです。
 
人数が限られている会社にとって
トップセールスが抜けてしまう
というのは痛手ですね。
 
しかし、
 
会社の成り行きを特定の社員に
依存するというのは、どうかというもの。
 
社員には「自立」を求めながら
一番「依存」していたのは会社だった。。。
 
なんて、笑い話にもなりません。
 
本当に強い会社とは
 
特定の社員に依存しない
組織として質の高い会社です。
 
 
そんな質の高い組織を
目指してもらいたいと思います。
 
では、早速ですが、
次のチェックリストの項目に
答えてみてください。
 
すでにやっている、できている=YES
やっていない、できていない=NO
 
 
 
質の高い組織をつくるためのチェックリスト
 
1.組織のビジョンづくりにメンバーを参加させているか
2.メンバーの目標、戦略の策定についての話し合いの場があるか
3.価値ある目標、仕事を付与しているか
4.メンバーには仕事の目標、目的を納得させているか
5.役割、責任、ルールは明確化され権限委譲されているか
6.メンバーの仕事の進捗が可視化されスケジュールは確認できるか
7.過去の仕事のノウハウはデータベース化され伝承する仕組みがあるか
8.リーダーは率先して自己開示(弱点も)しているか
9.メンバー相互の価値観や行動タイプを相互理解しているか
10 組織の価値観づくりとその具体的行動に取り組んでいるか
11   社内に改善提案制度があるか
12 リーダーが模範を示しているか
13 定期的にリーダーとメンバーの面談があるか
14 職場単位で開くイベントがあるか
15 表彰システムがあるか
16 縁の下の社員の引き上げがあるか
17 メンバーに会議の司会、書記など役割を任せているか
18 他の部署の成功事例などを通じてメンバーの成長のきっかけを作っているか
19 メンター制度など普段から相談できる仕組みがあるか
20 各位の目標進捗チェックは朝礼や日報などで着実にされているか
21 リーダーとメンバーは目標、戦略の見直しを行っているか
22 目標達成で困っている時、リーダーや同僚の支援があるか
23 リーダーは日頃、徳(人間的魅力を高める行動)を積んでいるか
 
 
いかがだったでしょうか?
 
 
出来ていないからやってみよう
 
そんな項目が幾つかあったはずです。
 
 
効果が実証されているものです
職場に取り入れて下さい。
 
そして、質の高い組織を実現させてください。
 
 
 
 
最後までお読み下さりありがとうございます。